大切なのは、空気を選ぶということ


人が、体内に摂取するものとして食べ物や飲み物のほかに空気があります。
それでは成人の場合、どれほどの量を体内に取り入れているのでしょうか。















人が、一生涯で摂取する物質の中で一番多いのは空気です。

一日の中でも、人(成人)は飲み物や食べ物を約2Kg摂取するのに対し、空気は重さに換算すると、約20Kgになります。

空気は、それほどに重要な要素なのです。

また、ほとんどの人は一日のうち半分以上の時間(人によっては、ほとんどの時間)を建物の中で過ごしております。

建物の中の空気環境は、何より大切であることがわかります。

家づくりは、建物内部の空気質で決まります!

室内空気汚染の原因

室内には、さまざまな汚染物質が含まれており、シックハウス症候群や化学物質過敏症、
アレルギーなど、室内空気汚染が原因と思われる健康障害が発生しています。

●ホルムアルデヒド・VOC  ●花粉・菌類・カビ・ダニ
●タバコの煙  ●ハウスダストやアスベスト

これらは、酸化粒子(プラスイオン)と呼ばれております。


酸化粒子(プラスイオン)を増やすといわれる原因

■破壊されたオゾン層から降り注ぐ紫外線は、プラスイオン(酸化粒子)をつくる原因になります。

■自動車の排気ガスは、プラスイオンを誘発させます。

■電子レンジ、エアコンから出る風、携帯電話などの各種電化製品から発生する電磁波はプラスイオン
  を誘発します。

■酸性雨は、自動車の排気ガス、工場排気煙より発生する窒素化合物が、原因で発生します。

■気密性が高い室内では、湿気などが停滞しカビやダニなどの住みやすい環境になります。
  例え24時間換気を行ったとしても、外部の空気が汚染されていたら意味がありません。

■家の全てが自然素材で出来ていても、家の中には家具、電化製品、生活用品、タバコの煙、ペット
  など空気を汚染する要因となるものが必ずあります。